陶芸コラボ

みんなのお給料をもっと上げたい。

いまのウチの労働環境・福利厚生を含めた給与水準は飲食業界では少し高めの設定になっていると思いますが、もっともっと上げたい。

「飲食業界にしては」という言葉が付いている内はまだまだだなと思います。

お給料を上げる為には生産性(単位時間あたりに従業員1人が生み出す利益)の向上が必要です。しかし、製造業のようにテクノロジーによってオートメーション化するにも、その効果は現状の居酒屋業界(特にウチのような小規模な企業)では限定的でしょうし、売価を上げることも日本の飲食市場の基準から考えて難しいでしょう。生産の効率化も必要ですが、過度に行うとウチの社風にあわなくなってきます。

となると、現状のビジネスモデルではもっともっと繁盛させることが生産性を上げる唯一の方法です。 坪月商50万、60万といういわゆるモンスター店も世の中には存在しますし、既存店をより磨いていってさらなる繁盛店にすることは何より大切です。

が、他に方法はないものか。

と日々、頭を悩ませていたんですが、今回ひとつの道が見えてきたかもしれません。

大きな労働力を必要とせず、手持ちの経営資源で収益を増加させる手段のひとつとして、物販事業を今の飲食業に上手く組み込めないかと以前から考えていました。

しかし、何を売るのか、またその販売方法、マーケティングの仕方などいろいろと考えましたが中々しっくりくるものがありません。飲食店で物販となると、農家直送の野菜とか自家製のドレッシングとか売ってるお店もあり、まずそれを考えましたが、それもいいけどなんかもっと無いかなぁと思っていました。

(「お店で野菜を売る」のイメージ)

そんなある日、家の近所で、こだわり農家さんやクラフト作品を売る作家さんたちが集まるマルシェがひらかれており、そこで若い陶芸家夫婦に出会いました。

(大阪豊能町の陶芸家 AIKA CRAFT の秋鹿ご夫妻(秋鹿でアイカと読むそうです))

ココでピンと来ました。

いっけん題名とはなんの関わりもないお話をしてきましたがココで繋がります。

器、売ろう♪

飲食だから野菜、飲食だから加工食品…。

いや、なんかもっと違った切り口がないかなぁと思っていたところ。

器。

コレや。

その陶芸家ご夫婦、実はご近所さんだったという事もあり、早速話を持ちかけます。

N:「ウチのお店で器、売りませんか??」

A:「???」

唐突過ぎてびっくりしてます。

事の成り行きを説明して、いろいろお話を伺いました。

話を聞くとそのご夫婦、別のお仕事をされていて

現在は副業として陶芸活動をされているとのこと。

でもいつか陶芸一本で生きていきたい!という熱い思いを持っていらっしゃいました。

しかし技術と情熱はあっても販路が作れない。

生業として十分に売れる道筋がまだ作れていない様子。

なるほどそういうことか。

じゃあこうしましょう。

「ウチのお店をギャラリー代わりに使ってください。

 その代わり、お店の器をすべて提供してください。」

と提案してみました。

次にオープンする炉端のお店は天神橋筋商店街の中。

昼間の人通りも多く物販においてもとても良い立地です。

そんな市内の一等地に、

「これから頑張って陶芸でやっていきたい、でも売り方が分からない」

という若い陶芸家夫婦が急にギャラリーを出せるとなると彼らにとっては降ってわいた夢のような話。

そして私たちにとってもお店の器をすべて技術を持った陶芸家さんの手作りの品で揃えられるとなるとお店の価値を何倍にも大きくすることができます。しかも無償で。

まさにWinWinの関係です。

というわけで陶芸家夫婦、目を輝かせて即答。

「やります!」とおっしゃって下さいました。

どうせやるならお互いのいいところを最大限引き出せるよういろいろなところでコラボレーションをしながらお店作りをしていければと思っています。

「 炉端居酒屋 × 陶芸ギャラリー 」

これまでに例の無い新たな試みです。 楽しみです♪

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